動的ボルツマンマシン
恐神貴行(IBM東京基礎研究所)
タイトル:
概要:ボルツマンマシン等の従来の人工ニューラルネットワークは
て学習するが、近年の生物実験においてはヘブ則をより精緻にする
存可塑性(STDP)が神経細胞の学習則として確認されている。
工ニューラルネットワークへの工学的な応用はあまり進んでいない
は、STDPに対する理論的な基礎付けを与えるために、各時点に
ルツマンマシンを考え、層数無限の極限として動的ボルツマンマシ
る。特に、所与の時系列データの尤度最大化という目的関数から導
ルツマンマシンの学習則が、STDPの特徴を有することを示す。
強化学習などへの応用についても紹介する。本発表はJST, CRESTプロジェクトの成
果に基づく。