第12回情報論的学習理論ワークショップ (IBIS 2009)

2009年10月19日(月)-21日(水) 九州大学医学部 百年講堂

今年の受賞者は下記の通りです。皆さん、おめでとうございます!

◇IBIS 2009プログラム委員会特別奨励賞
(Winner, IBIS 2009 Program Committee Award for Young Researchers)

  • 武井俊祐さん「ベイズ確率文脈自由文法のための高速構文木サンプリング法」

本論文は、情報科学の基礎の一つである確率的文脈自由文法(PCFG)の動的計画法による学 習において、MCMC法の一種であるスライスサンプリングを新しく拡張することで、 高速かつ正確なベイズ推定を可能にした論文です。論文に荒削りな部分はあるもの の、本質的な進歩であり、熱意と深い理解を感じさせるポスタープレゼンテーショ ンも審査員全員の一致した支持を集め、受賞となりました。

◇IBIS 2009プログラム委員会特別奨励賞ファイナリスト
(Honorable Mention, IBIS 2009 Program Committee Award for Young Researchers)

上記の発表に加えて、次の4件の論文がファイナリストとして残りました。いずれも 世界的にも明確に高水準な研究であり、IBISという会議のクオリティの高さを示すものと 言えるでしょう。

  • 畑埜晃平さん「行と列の生成による線形計画ブースティング」
  • 新島聡さん「化合物-タンパク質活性空間における特徴選択」
  • 河原吉伸さん「劣モジュラカットとその応用」
  • 烏山昌幸さん「重み付きカーネルマシンの多次元パス追跡法に関する一考察」
    (以上、順不同)

 

表彰について

IBIS 2009では、若手研究者の顕彰を目的にして、IBIS 2009プログラム委員会特別奨励賞 (IBIS 2009 Program Committee Award for Young Researchers) の授与を予定しています。本賞は、筆頭著者として通常トラックに論文を投稿した若手研究者を対象にし、論文の完成度と筆頭著者の独創性を、プログラム委員の審査によって決定します。若手研究者の定義は、(IBIS関連分野での)学位をまだ取得されていないか、学位取得後5年以内とします。本賞への応募は、投稿時の自己申告制とし、投稿された論文と、当日の発表を審査対象にいたします。コミュニティの活性化のため、気合の入った研究のご応募をお待ちしております。

表彰規程

  • 本賞の名称はIBIS 2009プログラム委員会特別奨励賞とする(英文名: IBIS 2009 Program Committee Award for Young Researchers)
  • 本賞の選定主体はIBIS 2009のプログラム委員である。
  • 本賞は、筆頭著者として通常トラックに予稿を投稿し、当日ポスター発表を行った若手研究者を対象にする。
  • 若手研究者の定義は、IBIS関連分野での学位未取得か、学位取得後5年以内の研究者とする。
  • 本賞への応募は予稿投稿時の自己申告制とする。
  • 投稿された予稿により候補を選定し、当日の発表により最終決定する。
  • 本賞に応募した論文には、プログラム委員が査読を行い、査読コメントを著者に通知する。
  • 0から2件程度を表彰の対象とし、受賞者はIBIS 2009ウェブサイト上でその旨公開し、賞状を授与する。

 

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