- 日程: 2011年6月20日(月)-21日(火)
- 場所:東大武田ホール[googlemap lat=”35.71592520447238″ lng=”139.76356029510498″ align=”undefined” width=”300px” height=”150px” zoom=”16″ type=”G_NORMAL_MAP”]東京大学 武田先端知ビル[/googlemap]
- 主催: 電子情報通信学会 情報論的学習理論と機械学習研究会(IBISML)
- 担当幹事(問合せ先メールアドレス: 005@ibisml.org)
- 井手剛 (IBM東京基礎研究所)
- 山西健司(東京大学)
- 連続開催:第2回Latent Dynamicsワークショップ
- プログラム :電子情報通信学会のサイト
その他の詳細
- 予稿集は会場にて購入できます (価格は「研究会資料(技術研究報告)当日資料代一覧」を参照)。
- IBISML研究会の発表者には、発表一件につき一部を無料進呈いたします。
- 参加費は無料です。
招待講演
次の先生にご講演をいただく予定です。
- 佐久間 淳(筑波大学、20日) [講演資料]
- タイトル:Privacy Research Meets Machine Learning
- 概要:
個人情報や機密情報を用いた知識発見においてその安全性を意識するプライバシー保護データマイニング (Priavcy-preserving Data Mining, PPDM)という概念が提案されて10年になる.これまでに,既知の機械学習アルゴリズム/データマイニングにおけるプライバシ保護を実現するための暗号系や乱数系を利用した様々な工夫が提案されてきた.これまでのPPDM研究は,互いに見せたくない秘密のデータをもつ複数の主体が,それらのデータを互いに開示・共有することなく,望む知識発見を実現するためのアルゴリズム設計が目標とされた.また多くのアルゴリズムにおいてその設計例が実際に示されてきた.一方最近では,秘密情報からの学習/知識獲得に関する,より本質的な疑問に応えようとする研究があらわれはじめている:
「秘密データからの学習は可能か?」
「観測における秘密性は学習性能に影響を与えるか?」
「学習結果が秘密であるとはどう定義されるか?」
この講演ではこれまでのPPDM研究を概観しつつ,機械学習とPrivacy researchの接点が生み出す新しい問題設定とそれにまつわる研究の一面について紹介する.
- 森 武俊(東京大学、21日)[講演資料]
- タイトル: みまもり工学への一歩 ~生活センシングデータの処理~
- 概要:
高齢化・少子化が進むなか,ひとりひとりの健康感の向上に結びつくテーラーメードヘルスケア,インディビデュアルターゲティングの方法論が求められている.高齢者の転倒や徘徊など看護必要性と関連した異変をとらえ周囲や医療機関へ必要に応じた連絡を行うといったことや,家事で目を離してしまいがちなときのこどもの事故を予見するといったことに,見守り技術が役立てないかと考えられている.このような技術は,健常者についても,いつもの状態・行動・予定などを常時蓄積し,傾向・パターンを把握し,何らかの予兆をいち早く発見したりアクシデントを防止したりすること,また街中でも危険や不審さを回避することといった,広い意味でのみまもりにつながるのではないかという期待もある.部屋に多種多数設置したセンサ群のデータに基づく行動認識,簡易な人感センサデータによる独居高齢者の看護りの取り組みなどを通して生活センシングデータの処理手法について考察する.
プログラム
電子情報通信学会のサイトで公開しています。
懇親会
会場にて茶菓等のご提供を行う予定ですが、今のところ懇親会の予定はありません。
発表申し込み
- 申し込み締め切り:2011年5月20日 23:59 (JST)
- カメラレディの締め切りは、2011年5月30日です。申し込み締め切りから間があまりありませんのでご注意ください。
- 申し込みは 「電子情報通信学会 研究会発表申込システム」 からお願いします。
- 執筆・投稿の詳細は「研究会資料(技術研究報告)」のページを参照して下さい。