今日,コンピュータシステムの大規模化によってあらゆる情報が記録可能となり,実世界から得られる人間の活動に関する情報,各種センサーから得られる自然界の動きに関する情報,Web上に蓄積される一般ユーザが発信したソーシャルメディア情報を含む多種多様な情報があふれるビッグデータの時代を迎えています.このような多種多様な情報を効率的に収集し,メディア処理や機械学習に基づき,新しい知見や価値を発見・抽出し,有効活用することが大きく期待されています.
より高速・効率的なアルゴリズム,クラウドサービスのような大規模計算資源を有効活用可能なスケーラビリティのある手法,大規模に分散されたデータを効率的に処理可能な方法など,ビッグデータ時代に適合したメディア処理や機械学習アルゴリズムが求められています.このような背景のもと,IBISML研究会とPRMU研究会では,情報処理学会CVIM研究会と連催で,テーマセッション「ビッグデータ時代のメディア処理と機械学習,データ収集と活用」を企画しました.このテーマセッションでは,画像・映像,自然言語,医療情報,宇宙科学,生命科学など様々なビッグデータに基づくメディア処理分野,およびロバスト学習,ディープラーニングなどの機械学習分野との交流を促進すべく,関連する基礎研究,要素技術,および応用研究に関する発表を広く募集いたします.大規模なデータの収集方法に関する研究や取り組み事例などの紹介,画像・映像以外の一般的な大量データに対する研究発表なども歓迎致します.
また,IBISML研究会において,通常の口頭発表とは別にショートペーパー発表を募集します.ショートペーパー発表では,2ページの原稿を提出していただき,質疑含め15分程度の口頭発表を行っていただきます.斬新な研究を気軽に発表する場を研究会の一部として提供して,新しい研究テーマの発掘と本研究分野の活性化を目的としています.
なお,通常の口頭発表・ショートペーパー発表ともに,テーマセッションだけでなく,一般発表も受け付けます.皆様の積極的なご投稿・ご参加をお待ちしております.
- 日程:2015年 9月14日(月), 9月15日(火)
- 共催:PRMU研究会、IPSJ-CVIM研究会と共催
- テーマ:ビッグデータ時代のメディア処理と機械学習,データ収集と活用
- 場所:愛媛大学城北キャンパス工学部講義棟4階 EL43, EL44
- 交通案内:愛媛大学城北キャンパス 交通アクセス
- 担当幹事:
- 原田達也(東大)
- 杉山将(東大)
- 問合せ先:022@ibisml.org
- プログラム:電子情報通信学会のサイト
その他の詳細
- 予稿集は会場にて購入できます (詳細は「研究会資料」のページを参照)。
- IBISML研究会の発表者には、発表一件につき一部を無料進呈いたします。
- 聴講参加には登録は不要です。当日、そのままお越し下さい。
- 参加費は無料です。ただし、上記のように予稿集は別途有料です。
発表申し込み
- 申し込み締め切り:2015年7月7日
- カメラレディの締め切り:未定
- 申し込みは 「電子情報通信学会 研究会発表申込システム」 からお願いします。
- 執筆・投稿の詳細は「研究会資料(技術研究報告)」のページを参照して下さい。