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開催趣旨情報論的学習理論ワークショップ (IBIS,Information-based Induction Sciences) は、学習と推論に関わる科学の新しい方向性を探索することを目的とし、機械学習、情報理論、統計科学、統計物理学、そして様々な応用分野の間で広く深い意見交換を行う、分野を超えた学際的フォーラムとして1998年に始まりました。以来、参加者の方々の質の高い発表に支えられ、今年で第13回を迎えることとなりました。 2010年に至り、学習と推論の科学や技術とそれをとりまく世界は新しい時代への変化を見せ始めています。様々なサービスがネットワーク化されて大量の情報がオンラインで高速に飛び交うようになったことに加え、科学技術の高度な発達により莫大なデータが生産されるようになり、さらに社会基盤や経済的行動も、個人情報保護技術の進展に伴って近く、情報化・ネットワーク化されると予想されます。データからの学習と推論に関わる研究はこうした中でますます注目を浴び、その適用分野は最近、一層の広がりを見せています。 新しい時代の要請に対応するためには、各分野で閉じるのではなく、共通する理論・方法への理解を深め、新しい目で現象を見て解決法を模索することが必要です。IBIS 2010はこのような視点から、統計数理、情報理論等で蓄積されてきた基礎的な方法にフォーカスし、これからの新しい研究を支える力となることを目指しています。 IBIS 2010が、2010年代の新しい研究を見通す羅針盤となりますよう、実行委員一同心より祈っております。 開催概要日時2010年11月4日(木)-6日(土) 場所東京大学 生産技術研究所(駒場第IIキャンパス) コンベンションホール, 大会議室 参加費無料です。並列開催のIBIML第3回研究会の予稿集(電子情報通信学会技術研究報告)は有料となりますが、IBIML第3回研究会での発表者には発表一件につき一部を無料進呈いたします。 発表申し込み締切2010年9月17日(金) 懇親会11月5日(金)の夜に、IBIS2010およびIBISML第3回研究会参加者の懇親会を行います。 並列開催一般発表のポスターセッション (11月4、5日午後の予定) は、電子情報通信学会情報論的学習理論と機械学習 (IBISML) 研究会第3回研究会の発表 (ポスター形式) と同一会場で並列形式の開催となります。参加者はどちらのポスターも見ることができます。 連続開催2010年11月8日-10日に、東京工業大学(大岡山キャンパス)において国際会議 ACML2010 (Asian Conference on Machine Learning 2010) が開催されます。 電子情報通信学会 英文論文誌 特集号IBISML研究会の発足およびIBIS 2010の開催を記念して IEICE Transactions on Information and Systems の特集号「Special Issues on Information-Based Induction Sciences and Machine Learning」を企画します。論文募集の詳細はこちらをご覧下さい。 共催協賛九州大学グローバル COE プログラム「マス・フォア・インダストリ教育研究拠点」、日本統計学会、応用統計学会、情報処理学会、情報理論とその応用学会(SITA)、システム制御情報学会、人工知能学会、日本応用数理学会、日本計算機統計学会、日本物理学会、応用物理学会、日本神経回路学会、日本行動計量学会、日本計量生物学会、日本数理生物学会、計測自動制御学会、日本ロボット学会、IEICE 情報理論(IT)研究専門委員会、IEICE 量子情報技術(QIT)時限付研究専門委員会、IEICE パターン認識・メディア理解(PRMU)研究専門委員会、IEICE ニューロコンピューティング(NC)研究専門委員会、IEICE 人工知能と知識処理(AI)研究専門委員会、IEICE コンピュテーション(COMP)研究専門委員会、IEEE Committee Members of IT Society Japan Chapter、IEEE Computational Intelligence Society Japan Chapter |